具志堅用高氏、井上尚弥の4団体統一戦を予想、タパレスの戦略とは?

 ボクシングの元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏が12日、公式YouTubeチャンネル「ネクストチャレンジ」を更新。WBC、WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)と、WBA、IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)の4団体王座統一戦について展望した。同統一戦は年内に行われる可能性が高い。

 具志堅氏は、開口一番「判定はない。何回で倒すかだろうね」と尚弥のKO勝利を予想。「油断したら向こうのペースにはまる。一発のパンチはあるから」と警戒しながらも、当初井上がターゲットにし、タパレスに惜敗したムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)より「やりやすいのはタパレス」と分析した。

 タパレス陣営の戦略としては「とにかく1回から勝負するんじゃないかな?ラッキーパンチ(が当たればいいので)打ち合いをさせるのでは」とにらんだ。しかし、サウスポーである相手の左ストレートやロングフックのパワーは認めながらも「ショートパンチは打てないので大きいパンチをもらわなければいい。パンチは(井上尚に)当たらない気がする」とも。尚弥については「減量がうまくいけばスーパーバンタムが最高。体幹の強さはフェザーでもいける気がする」と未知の潜在能力にも目を向けていた。

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