寺地拳四朗 先行投資だ!体組成計120万円で購入「いい買い物をした」 次戦は関西圏有力
ボクシングのWBA&WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(31)=BMB=が17日、京都・城陽市役所を表敬訪問した。9月18日にヘッキー・ブドラー(南アフリカ)を9回TKOで下して防衛に成功。奥田敏晴市長らに祝福、激励を受けた。「パンチ的には、あと2階級くらいはいけそうな気がします」と笑顔で応えた。
2本のベルトを持参した拳四朗は「次は3つ目のベルトを持ってこられたら」と4団体統一へ向けて決意を表明した。ターゲットの一人であるWBO王者のジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)は27日に防衛戦を控えている。一度は対戦が決まりながら、ゴンサレスが肺炎になり流れた経緯があるだけに「できたらゴンサレスと戦いたい」と語った。
先行投資も惜しまない。ブドラー戦後に業務用の体組成計を120万円で購入。体脂肪、各部位の筋肉量、水分量などがすぐに分かる。これまでは病院へ計測に行っていたが、今は自宅で測れるようになり「いい買い物をしたと思います」とご満悦。近く練習拠点である東京・三迫ジムで本格的にトレーニングを再開する。父の寺地永会長によると、次戦は来年の春に関西圏で行われる可能性が高いという。