米国ボクシングの老舗ショータイムが中継撤退、メイウェザー対パッキャオ戦で460万PV達成
米国で1986年からボクシングのビッグマッチを中継してきたケーブルテレビ局「ショータイム」が、ボクシング中継から今年末で撤退することが明らかになった。親会社のパラマウント・グローバルが認めたと、日本時間18日までに米メディアが伝えた。
「ショータイム」は1986年3月、ミドル級統一王者マービン・ハグラーとジョン・ムガビの一戦でボクシング中継に進出し、フロイド・メイウェザーとの独占契約などで躍進。米国の主要ボクシング中継局としての地位を築いてきた。名リングアナウンサー、ジミー・レノン・ジュニアによる「イッツ、ショータイム!」のコールでも知られる。
同社によると、15年に「世紀の対決」と呼ばれたメイウェザー対マニー・パッキャオ(フィリピン)は、HBOと共同配信したペイパービュー(PV)購入者数が460万件。総収益で6億ドル以上だったという。