鈴木千裕 1回KO大金星のピットブル戦の再来だ ケラモフ戦「3ラウンド15分も戦いたくない」RIZIN
「RIZIN LANDMARK7 アゼルバイジャン大会」で行われるフェザー級タイトルマッチで王者・ヴガール・ケラモフに挑戦する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が18日、都内の所属ジムで練習を公開した。
海外での試合は初めてという鈴木。敵地の完全アウェーの中で戦うことに「ケラモフは過去一の殺意を持ってくる。相手にするのは超楽しみ。そっちの方が燃える。みんなが無理といっている試合のほうが面白い。アウェーで勝ったときの喜びはなかなかない」と歓迎した。
この日の練習では、王者・ケラモフの写真を飾ったサンドバッグを憎しみ込めて打ち込んだ。ミット打ちでも左右のストレートに鋭いキックを披露。RIZINの王者ベルトを海外勢が占拠していることには危機感を持っている。9月14日、アゼルバイジャン・バクーで開催された記者発表では現地のファンの前で、ケラモフの前に飾ってあったチャンピオンベルトを強奪。ベルトへの思いを「世界になめられるのは僕は嫌なので、絶対取ってやるぞという思い」と明かした。
7月の試合では、パトリシオ・ピットブルに1回KO大金星を飾った。ケラモフ戦も「やっぱりKOが一番、簡単ですよね。それが一番楽。3ラウンド15分も戦いたくない。よーいドンカンポン、ありがとうございましたで終わらせたい」とKO決着を望んだ。
「RIZIN」のフェザー級のベルトを懸け、今月末にアゼルバイジャンに乗り込む。現地へは炊飯器を持参し、食事面も万全で決戦の地へ挑む。