WBO・AP王者の力石政法が世界前哨戦へ向け因縁の坂とスパーし圧倒「3回までに終わらす」亀田氏「えぐい強さ」

 スパーリングを公開した力石政法(右)。左は亀田興毅ファウンダー(亀田プロモーション提供)
 スパーリングを公開した力石政法(右)。左は亀田興毅ファウンダー(亀田プロモーション提供)
 坂晃典(手前)とスパーリングを行う力石政法(亀田プロモーション提供)
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 ボクシングWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者・力石政法(29)=緑=が18日、名古屋市内で元日本フェザー級&スーパーフェザー級王者・坂晃典(仲里)とのスパーリングを公開した。11月11日開催の「3150FIGHT survival」(愛知県武道館)でメインを務め、世界前哨戦としてWBAフェデセントロ(中南米)同級王者・カルロス・フローレス(23)=メキシコ=と10回戦を行う。

 坂には2018年4月、2回TKOでプロ唯一の黒星を喫した。“因縁”の相手と3ラウンド拳を交え、スピードとパワーで圧倒。“因縁”の相手をダウン寸前に追い込むなど、仕上がりの良さをアピールした。

 「なかなかスパーリングパートナーが見つつからない中、坂選手が大阪から駆けつけてくれて、大変感謝しています。あの試合から5年たちますが、自分は当時よりも、様々な経験をして何倍も強くなっているのは間違いないですね」と、自信があふれた。

 次戦に向け、「メキシカンと対戦するのは初めてですけど特に印象はない。自分のやることは変わらないので、まずは良い内容で倒して勝つこと。3ラウンドまでには終わらせます。この試合が終わったら世界挑戦を決めてもらうえるように、リングでしっかりアピールするつもりです」と世界挑戦に向けて強い覚悟を示した。

 名古屋初進出の「3150FIGHT」を主宰する元世界3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーもスパーリングを見守り、舌を巻いた。「名古屋のボクシングファンの皆さんに、ボクシングの素晴らしさを伝えてくれるファイトを、そして、自分に『力石の世界戦を決めなくてはいけない』と思わせてくれる試合を期待しています。久々に力石のスパーリングを見たけど、これはえぐい強さ。力石は相当強くなっている。間違いなく世界レベルの選手。このスパーリングの力をリングで出せれば間違いなく世界王者になれる」と、言い切った。

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