休養中の大仁田厚 故テリー・ファンクさんとの思い出話を語る テキサス テリー牧場の有刺鉄線設置し「痛かった」12月に斉藤ブラザーズと電流爆破デスマッチ開催示唆
「邪道」ことFMWEの大仁田厚が22日、都内のプロレスショップ闘道館で「テリー・ファンクを語る!!」会を開催。今年8月に死去したプロレスラー「テキサス・ブロンコ」テリーさんとの思い出話をファンの前で語った。
1993年5月5日のFMW川崎球場大会の「ノーロープ有刺鉄線電流爆破超大型時限爆弾デスマッチ」で、テリーさんと激闘を演じた大仁田は、米国のテキサス州アマリロのテリー宅に約1カ月間、宿泊した日々などを明かした。牧場では柵のくい打ちの手伝いなどを行い「その時につけた有刺鉄線が痛いと思った」と明かした。
テリーさんにかわいがられていた大仁田。初めてのベルト奪取となった82年3月、米国でのNWAインターナショナルジュニア・ヘビー級王者のベルト奪取時にテリー・ファンクさんと抱き合って喜んだ映像などが公開された。
ブッチャーがフォークで刺したザ・シークとの試合も視察し「俺はテリー・ファンクになりたかったよ。テリー・ファンクというのは幅広いレスラーで、テリーの歴史の1ページになれたのはうれしい」としみじみ振り返った。
また、5月に腹部大動脈瘤の手術を受けた影響などで、現在1カ月間の休業中の大仁田は「1カ月間、休んでそろそろ戻りたいと思うんです。握力は戻っている」と思いを明かし、12月17日のFMWE興行で全日本プロレスの世界タッグ王者・斉藤ジュン&レイの斉藤ブラザーズと電流爆破デスマッチを行うことを示唆。「究極の電流を用意しておくよ」と話した。