井上尚弥の対戦相手陣営代表 途中退席時に井上との記念撮影を懇願「最後に一緒に撮らせて」通訳にスマホ渡してポーズ

 次戦に向け意気込みを語る井上尚弥(左)と大橋秀行会長(撮影・開出牧)
 次戦に向け意気込みを語る井上尚弥(撮影・開出牧)
 記者会見に臨む井上尚弥(撮影・開出牧)
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 「ボクシング・世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦」(12月26日、有明アリーナ)

 プロボクシングの大橋ジムは25日、横浜市内のホテルで記者会見を行い、WBC・WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30)=大橋=が、WBA・IBF同級王者・マーロン・タパレス(31)=フィリピン=と12月26日に4団体統一戦を行うと正式発表した。タパレス陣営を代表して会見に出席したMP(マニー・パッキャオ)プロモーションズのショーン・ギボンズ社長は「(井上に敗れた前王者)フルトン選手とは違って日本には勝ちにやってくる。12・26の試合を非常に楽しみにしている」と代弁。同社長は次の予定のために途中退席となったが、会場を去る際には壇上で井上との記念撮影を懇願する場面もあった。

 陽動作戦か、ミーハー心理か。この後サウジアラビアに渡航するため、中座することが告げられたギボンズ社長だが「あと5分大丈夫」と、笑顔で日本の報道陣への質疑対応を延長。日本のボクシング市場の盛り上がりについて賛辞を送った後、会場を後にする際には「最後にすみません、写真を一緒に撮らせてください」とチャンピオンとの記念撮影を自ら懇願し、通訳に自身のスマートフォンを渡してポーズを撮った。

 会見では、井上について「ラスベガスで試合も見たし、この前の試合も見たが、パワーもテクニックもある」と脱帽しつつ、「タパレスは非常にハングリーな選手。フィリピン人初の4団体統一を目指している。興味深く、非常にいい試合になると思う。タパレスは日本での戦いも経験があって得意だし、この前は生で(井上の)フルトン戦を見たのも非常に良かった」と期待を込めた。

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