井上拓真、ろっ骨骨折で11・15世界戦延期「大変申し訳ございません」 4週間の加療、大橋会長「まずは完治に努める」
ボクシングの世界戦を興行する帝拳プロモーションは28日、WBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が練習中にろっ骨を骨折したため、11月15日に開催予定だったWBA世界バンタム級タイトルマッチ(11月15日・両国国技館)井上拓真(27)=大橋=対同級6位・ジェルウィン・アンカハス(31)=フィリピン=戦を延期すると発表した。
井上は26日の練習でのスパーリング中に左第10、11ろっ骨を骨折。約4週間の加療を要すると診断された。この日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「僕の練習中の怪我により11月15日の興行が延期になりました。楽しみに待って頂いたボクシングファンの皆様、アンカハス陣営、同じ興行出場予定だった選手、そして関係者の皆様、大変申し訳ございません。今はまず怪我の回復に努めたいと思います」とつづった。
また、大橋会長は「まずは完治させる事に努めさせます。申し訳ございません」とコメントした。
同興行の「プライムビデオボクシング6」では世界ライトフライ級王者、アルテム・ダラキアン(ウクライナ)対ユーリ・阿久井政悟(倉敷守安)、54・5キロ契約で8回戦で与那覇勇気(32)=真正=対辰吉寿以輝(27)=帝拳=戦、日本バンタム級4位・増田陸(帝拳)が出場予定だったが、全ての試合が延期となった。