井上拓真 左肋骨骨折で防衛戦延期 4週間の加療診断「まず怪我の回復に努めたい」
ボクシングの帝拳プロモーションは28日、WBAバンタム級王者・井上拓真(27)=大橋=が左肋骨骨折のため11月15日に両国国技館で予定していたジェルウィン・アンカハス(フィリピン)戦との初防衛戦を延期すると発表した。
井上拓は26日のスパーリング中に左第10、11肋骨を折り、都内の病院で4週間の加療を要すると診断を受けた。自身のX(旧ツイッター)で「楽しみに待って頂いていたボクシングファンの皆様、大変、申し訳ございません。今はまず怪我の回復に努めたい」とつづり、所属ジムの大橋会長は「まずは完治させる事に努めさせます。申し訳ございません」と謝罪した。
ダブル世界戦として予定していたWBAフライ級1位のユーリ阿久井(倉敷守安)-同級王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)戦、与那覇勇気(真正)-辰吉寿以輝(大阪帝拳)8回戦など興行の全カードが延期。新たな開催日については井上拓の回復状態を見ながら調整する方針。