天龍源一郎氏「俺の中ではまだ生きている」 初めて公の場で故テリー・ファンクさんについて言及

 「脊髄症・脊柱管狭窄(きょうさく)症、敗血症性ショック」で手術を行い、入退院を繰り返していた元プロレスラー・天龍源一郎氏(73)が30日、都内で主催する「第3回龍魂杯トーナメント」の記者会見に出席。9月に退院後、初めて公の場に姿を見せた。決勝戦が行われる11月19日の後楽園ホール大会には、1年3カ月ぶりにリングに上がることを発表。「エイエイオー!をやりたい」と決めセリフで沸かせると宣言した。

 天龍氏が今年8月に死去したテリー・ファンクさん(享年79)について、初めて公の場で思いを明かした。プロレス転向後はテリーさんに大きな影響を受け、15年11月の自身の引退試合にも米国から駆けつけてくれた。「今でも亡くなったとは思っていない。テリー・ファンクのやってるパフォーマンスとか、いまだに鮮明によみがえっているよ。俺の中ではまだ生きている」と告白した。今後、追悼10カウントなどの予定もないという。

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