ボクシング WBO・APスーパーバンタム級タイトルマッチTJ・ドヘニー衝撃1回TKO 世界王者奪取へ「井上選手とやりたい」
「ボクシング・WBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級タイトルマッチ」(31日、後楽園ホール)
王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)が同級9位・ジャフェスリー・ラミド(米国)を1回2分28秒TKO勝利で下し、王座初防衛を果たした。
スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥のスパーリングパートナーを務めたジャフェスリー・ラミド(米国)にサウスポーのドヘニーは痛烈な左ストレートを浴びせた。1回目のダウンを奪うと、さらに前に出てレフェリーストップとなった。前回6月に後楽園ホールで王者・中嶋一輝(大橋)に挑戦し4回TKO勝利を飾り、後楽園ホール3戦3勝となった。
「12ラウンドの競り合いになるかなと予想していたんですけど、自分にはパワーがあるからこういう展開もあるかなと思っていた」と納得。11月2日に37歳となるが、力強いパンチは健在で世界王者奪取へ意欲をみせた。「世界チャンピオンを目指しているので、どなたでもいいので、挑戦したい。挑戦する機会があるなら、井上選手とやりたいです。お互いハードパンチャーですし、いい試合になる」とWBC・WBOスーパーバンタム級王者・井上尚弥との対戦を目標にした。