ロリト麻理菜が引き分け初防衛 夫は元世界王者のトレーナー 日本女子ミニマム級王座戦

引き分けで初防衛したロリト麻理菜(左)
夫のレイ・トレーナー(左)とともに初防衛戦に臨んだロリト麻理菜(中央)
夫のレイ・トレーナー(左から2人目)とともに初防衛戦に臨んだロリト麻理菜(右から2人目)
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 「ボクシング・日本女子ミニマム級タイトルマッチ」(12日、エディオンアリーナ大阪)

 同級王者のロリト麻理菜(エスペランサ)=が同級1位の瀬川紗代(ワタナベ)との初防衛戦に臨み、1-0判定で引き分け。初防衛に成功した。

 引き分け防衛に、ロリトは「ベルトをなくさなかったことはよかった」とホッとした表情。序盤から「右を合わせすぎた。王者として倒して勝ちたかった」と気負いがあったと振り返り、「もっと足を使えばよかった」と反省した。

 4月に王座に就いたロリトは、理学療法士としてフルタイムで働きながら、夫でもあるフィリピン出身の元IBO(日本非公認)世界ライトフライ級王者、レイ・ロリト・トレーナーと“婦唱夫随”で歩みを進めてきた。世界ランクはWBA同級3位、WBO同級8位。29歳の王者は、戦績を8戦6勝2分けとし、来年は「(世界や東洋太平洋などの)チャンスがあれば、頑張りたい」と意気込んだ。

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