「ＦＩＧＨＴ　ＣＬＵＢ」（１９日、会場非公開）

　格闘家のＹＡ－ＭＡＮがプロデュースする新格闘技イベントが行われ、総合格闘家の朝倉未来が初のキックルールでの試合で、初代ＲＩＳＥ王者でプロデューサーのＹＡ－ＭＡＮと対戦。朝倉が第１ラウンド１分１７秒で衝撃のＫＯ負けに終わった。

　７月のＲＩＺＩＮでのフェザー級王座戦でケラモフに敗れて以来、４カ月ぶりの復帰戦となった朝倉。第１ラウンド序盤、大振りが目立つ朝倉に、ＹＡ－ＭＡＮがコンパクトにまとめて打撃を当てていくと、１分過ぎに朝倉がコーナーに追い詰められ、ＹＡ－ＭＡＮの強烈な右ストレートを浴びて、前のめりに崩れ落ち、膝と手をついてダウン。フラフラの状態で何とか立ち上がったが、その後もラッシュを浴びてリングに沈んだ。

　衝撃的な敗戦に朝倉はコーナーに座り、呆然とした表情を浮かべた。リングを引きあげようと立ち上がった時にもふらついており、ダメージの深刻さを物語った。ダメージが大きいため、試合後の取材対応はなく、主催者によると病院には行っていないものの、脳しんとうが酷い状況だという。

　ＹＡ－ＭＡＮは試合後のインタビューで「今日で俺の時代になる」と言い放った。