「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ１０」（２３日、さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ）

　総合格闘家の朝倉未来（３１）が社長を務める格闘技イベントの第１０回記念大会が開催された。バンタム級トーナメント１回戦かつ、メーンイベントで行われた冨澤大智と、“博多の虎”虎之介との一戦は冨澤はＫＯで圧勝。ＢＤ６連勝で準決勝進出を決めた。

　ＢＤ８・５でも戦った２人。リベンジを狙った虎之介だったが、強烈な左ストレートを浴びると、中盤には膝でダウンを奪った。最後はパンチと膝のコンビネーションで圧倒。本命らしく快勝でトーナメント初戦を飾った。

　試合後は「２２年６月の『ＴＨＥ　ＭＡＴＣＨ』をみて、いつか東京ドームで大会を開きたいと思った。いつか東京ドームで試合がしたいです。いつか必ず東京ドームのメインをはれるような試合するから、その時は皆さん、応援してくれますか。まずはこのトーナメント必ず取るから」と、力強く宣言した。