新日本プロレスは１１日、都内で記者会見を開催し、来年１月４日「ＷＲＥＳＴＬＥ　ＫＩＮＧＤＯＭ１８　ｉｎ東京ドーム」の追加対戦カードを発表した。

　１０日の熊本大会で史上初のワールドタッグリーグ３連覇を果たした後藤洋央紀・ＹＯＳＨＩ－ＨＡＳＨＩ組が、１月４日にＳＴＲＯＮＧ無差別級タッグ王者のエル・ファンタズモ・ヒクレオ組とＩＷＧＰタッグ＆ＳＴＲＯＮＧ無差別級タッグ選手権試合を行う。

　ＹＯＳＨＩ－ＨＡＳＨＩ、後藤の毘沙門の２選手は前夜の４０分の激闘を振り返った。ＹＯＳＨＩ－ＨＡＳＨＩは「今日、起きてからすごい疲れていて、喜びもそうなんですけど、達成感はさらに湧いてきました。（エル・ファンタズモ、ヒクレオ組は）身体能力がズバ抜けている。さらにすごいタッグ試合になるんじゃないかなと思う」と予告した。

　後藤は「朝、散歩をしていたら、小学生の女の子２人にサインをくださいと駆け寄られまして、ことの重大さを実感したような感じがした。彼らとなら意地と意地のぶつかりあいになる。ベルトをかけて、昨日よりも熱い戦いを見せたい」と決意を込めた。

　また、会見では１７年に設立されたＩＷＧＰ・ＵＳヘビー級王座と今年夏に新設されたＩＷＧＰ・ＵＫヘビー級王座が２つあることでファンの混乱を来すことから、２つのベルトの役割を持つＩＷＧＰグローバルヘビー級王座を新設すると発表。１月４日にＩＷＧＰヘビー級選手権初代王者決定３ＷＡＹマッチ、ウィル・オスプレイ対ジョン・モクスリー対デビッド・フィンレーが初代グローバル王者を懸けて戦う。

　１月４日の「ＷＲＳＴＬＥ　ＫＩＮＧＤＯＭ」は当日の深夜２時３０分からテレビ朝日で「新日本プロレス１・４、東京ドーム・ワールドプロレスリングスペシャル」の放送が決定した。