プロレスラー・木戸修さん死去 73歳 カール・ゴッチに学んだ「ミスターいぶし銀」 長女はプロゴルファーの木戸愛

 新日本プロレスは14日、プロレスラーの木戸修さんが12月11日に亡くなったと発表した。73歳だった。通夜、葬儀等は遺族の意向により、近親者のみで執り行うという。

 木戸さんは1968年に日本プロレスに入門。71年に退団すると、72年に新日本プロレスの旗揚げに参加。その後はカール・ゴッチにレスリング技術を学び、派手な技やアクションはなかったものの、玄人受けするレスリングスタイルで「いぶし銀」と呼ばれた。

 現役時代にはジャンボ鶴田、天龍源一郎、谷津嘉章らと激しいバトルを繰り広げ、01年の引退記念興行では長州力とタッグを組み、藤波辰爾、木村健悟組と対戦した。オリジナルのキド・クラッチ、脇固めなどを得意技とし、多くのファンを魅了した。

 長女のプロゴルファー・木戸愛(めぐみ)は172センチの長身と愛くるしい顔立ちからファンも多く、2012年の「サマンサタバサ ガールズコレクション・ガールズレディーストーナメント」で優勝を飾っている。

 新日本プロレスはホームページで「ゴッチ譲りの研ぎ澄まされたグラウンドレスリングと格闘技テクニックは『いぶし銀』と称され、多くのファンを魅了してきました。木戸修さんのご冥福をお祈りいたします」とつづった。

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