井上尚弥 ドジャース・大谷翔平に刺激「ジャンルは違いますけど僕はボクシングで頂点を極めていけたら」
ボクシングのWBC・WBOスーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)が15日、横浜市内のジムで練習を公開。メジャーリーグ・ドジャースと10年契約を結び、この日会見を行った大谷翔平の動向は気にかけていることを明かした。
日本人アスリートで、世界で活躍する同じ存在として気にしているという。「常にニュースとかで、活躍を見るたびに刺激は受けてますよ。ジャンルは違いますけど、僕はボクシングで。頂点をさらに極めていけたらいいなと思います。ただ、いい刺激はすごく受けています」と話した。
4日前に頭髪を金色に染めた井上。この日はシャドーボクシングと、サンドバック打ちを報道陣に公開した。12月26日、有明アリーナで史上2人目の2階級4団体統一王者がかかる一戦、WBA・IBF世界同級王者マーロン・タパレス戦(有明アリーナ)、相手対策については「基本的には打たせずに打つボクシングをどの距離でもやっていきたい。そこをやりきるのと、どの距離でも出せるパンチを出したい」と話した。
有明アリーナでの開催は昨年12月のポールバトラー戦、今年7月のスティーブン・フルトン戦に続き3戦連続となる。26戦26勝の猛者は「ここ、最近有明アリーナが多いですが、自分の中でやりやすい会場です」と、話した。