新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノア、ＤＤＴプロレスリング、スターダムなどの主要９団体は１５日、プロレスの業界団体「日本プロレスリング連盟」を設置することで合意したと発表した。

　団体によると、今後はより一層、多様化すると思われる世情を見据え、これまでの健全な業界間の競争を維持しつつ、プロレス業界共通の課題の解決に向けての意見交換や、並びに情報交換を行える場所を確保し、業界の持続的発展を図っていくことが狙いで設立された。日本プロレスリング連盟初の記念興行は５月６日に日本武道館で予定されている。

　運営目的は、わが国のプロレスへの認知を高め、プロレスが社会の文化的公共財であることを認識し、これを普及して国民生活の明朗化と文化的共有の向上を図るとともに、プロレス事業の推進を通してスポーツおよび文化の発展に寄与し、プロレス業界の繁栄に貢献することを目的とする。

　初代会長は新日本プロレスリング坂口征二相談役が担い、事務局長は菅林直樹新日本プロレスリング株式会社取締役会長が務める。