12・26に井上尚弥と対戦のタパレスが来日 KO決着予告「はっきりとした勝ち方をしたい」「様々な戦略を練っています」
ボクシングのWBA・IBF世界スーパーバンタム級王者のマーロン・タパレス(フィリピン)が19日、羽田空港着の航空機で来日した。WBC・WBO世界同級王者の井上尚弥(大橋)と26日に行う同級王座統一戦(有明アリーナ)に向けて「はっきりとした勝ち方をしたい」と決意。KO決着かを問われ、頷いた。
到着後は報道陣に笑みをこぼし「ワクワクしています。日本に来られて幸せです。うれしい」と明かした。タパレスは、7月の井上のスティーブン・フルトン戦を視察後、米ラスベガスで2カ月、その後、フィリピンに戻り標高の高いバキオ市内で高地トレーニングを積んできたことを明かした。
100ラウンドほどのスパーリングをこなしてきたタパレスは、師匠で母国の英雄、マニー・パッキャオからも励ましの言葉をもらったという。「井上選手は非常にボクシングがうまい選手ですので、様々な戦略を練っています。いろいろなスタイルで攻めてくるので、そこに合わせた戦略をしたい」と対策を明かした。
井上尚弥がフルトン戦に勝利後4団体統一王座戦を承諾したタパレス。「もちろん勝つためにできることは全てやります」と力を込めた。