ボクシングのＷＢＣ・ＷＢＯ世界スーパーバンタム級統一王者、井上尚弥（大橋）が２０日、自身のＳＮＳでドーピング（禁止薬物使用）検査を終えたことを報告した。ＷＢＡ・ＩＢＦ王者マーロン・タパレス（フィリピン）との同級世界４団体王座統一戦（２６日・有明アリーナ）に出場する。

　井上は、自身のＸに腕にブスリと針が刺さった写真を投稿。血液採取の針の部分にはボクシンググローブのイラストを重ね、「抜き打ちドーピング検査　イタタタ」と記した。１１月末にも「一回目の抜き打ちドーピング（検査）終了！！」として、検体の写真もアップしており、今回が２度目の抜き打ち検査とみられる。

　コメント欄には、ファンから「ドーピング疑っている海外勢見てほしい」「モンスターに何回も抜き打ちって」「これって異次元の怪物だからやってるんですか？」と井上の強さを強調するファンの声が続々。また、「血が濃い！」「井上選手の血は拳の硬さに比例して鉄分、カルシウムが多い！って言われたらある意味凄い」などと、管を通る血液の色に驚く声もあった。