前田日明が驚いた亡き木戸修さんの背中「クリームを塗ってくれと言われて…」 ともにIWGPタッグ王座を獲得
元格闘家の前田日明氏が21日、自身のYouTubeチャンネルを更新。11日に73歳で亡くなった先輩レスラーの木戸修さんの思い出を語った。
近年はガンで闘病中だったという木戸さんだが、「全然知らなかった。私生活を話さない人だった」と前田氏。木戸さんは、アントニオ猪木さんらと新日本プロレスを旗揚げし、1984年9月に第1次UWFに移籍。86年8月には前田氏とのコンビで藤波・木村健吾組を破り、IWGPタッグ王座を奪取した。前田氏は、レスラーとして「確実な技術を身につけている人だった」と言い、タッグを組めば「全体を俯瞰して役割で動いてくれる人だった」とも。
また、新日本時代に「背中にニベア(クリーム)を塗ってくれと言われて驚いた。まるでデカい筋肉のまな板のようだった。こんなに背中の筋肉が固くなるのかと思った」と振り返った。寡黙で「骨の髄まで硬派だった」という木戸さんを「昔の武士のたたずまいのイメージだった」としのんでいた。