ＷＢＡ・ＷＢＣ・ＩＢＦ・ＷＢＯ世界スーパーバンタム級王座統一戦（２６日・有明アリーナ）の記者会見が２４日、横浜市内のホテルで行われ、ＷＢＣ・ＷＢＯ王者の井上尚弥（大橋）とＷＢＡ・ＩＢＦ王者のマーロン・タパレス（フィリピン）が意気込みを語った。

　共同プロモーターのトップランク社、ボブ・アラム氏、大橋秀行会長、井上真吾トレーナーも出席した。白色の帽子に白色のＴシャツで登壇した井上に対し、タパレスは黒のコートを着て登壇。対面を果たし井上は「もういよいよだなという気持ち。明後日には無事に試合が行えるという楽しみな気持ちです」と話した。タパレスについては「しっかりとトレーニングで仕上げてきたなというイメージが強い」と話した。

　７月にはリング上で試合を約束したというタパレスも並んでいる井上を横目に「コンディションは非常にいい。試合にむけて準備万端です」と力強く語った。勝てばフィリピン選手初の４団体統一となる一戦を前に「勝てるように頑張りたい。私が勝てばフィリピンにとって歴史的勝利になる」と意気込んだ。