新日本新社長・棚橋“無礼講ファイト”歓迎 プロレスは「社長を殴れる唯一の競技」
新日本プロレスの新社長となった棚橋弘至(47)が26日、都内で就任会見を行った。創業者のアントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾に続く、歴代4人目のレスラー兼任での大役に「選手として社長になることはいつしか夢となっていた。叶ってうれしい」と感慨深げ。団体が苦しい時代も知るベテランは、東京ドーム興行を超満員にすることなどを目標に掲げ「日本一動き回る新しい社長の形を模索する。東京ドームが超満員で盛り上がれば、天国の猪木さんも『おお、やるじゃねえか』と喜んでくれると思う」と決意を込めた。
11月に木谷オーナーから打診を受け、現役選手として迷いもあったというが「(両方を)同時にやってこそ(100年に1人の)逸材」と受託したという。来年48歳となるが、社長レスラーとして戴冠にも意欲を燃やし「現役生活(の潮時)についても考えているところはあるが、まだ(IWGP)世界ヘビーを巻いてないので。僕はプロレスを“社長を殴れる唯一の競技”だと思っている」と“無礼講ファイト”を歓迎した。