亀田「3150FIGHT」看板ボクサー2人が井上尚弥4団体制覇を分析 ポイントに挙げたのは?
ボクシングの「3150FIGHT」を主催する元世界3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーと、弟でKWORLD3ジム会長の亀田大毅氏のYouTube「亀田興毅×亀田大毅の3150チャンネル」が28日、更新された。
日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(KWORLD3)と、日本スーパーバンタム級4位の中川麦茶(一力)が出演。「3150FIGHT」の看板ボクサー2人が、26日に行われた世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦で10回KO勝ちした井上尚弥(大橋)とマーロン・タパレス(フィリピン)の試合を観戦しながら感想を語った。
試合前に井上のKO勝ちを予想した2人は、後半にもつれ込んだ要因に、タパレスの防御技術「L字ガード」を挙げた。中川は「3回からL字ガードをやめてガードを上げた。L字だったらここまでパンチをもらわなかったかもしれないが、(逆にガードを上げたことで)ガードの上からパンチをもらった」と分析。9回の攻撃でタパレスが「あと5センチ」踏み込めていたらという場面があったとした上で、井上の「プレッシャーでその5センチが踏み込めなかった」と解説した。
また、但馬も「L字ガード」は「視界がよく動きやすさはある」とした上で、「(防御の)構えに正解はないが、タパレスは自分のリズムでできていたと思う」と話した。