大みそかRIZIN 朝倉海挑戦の王座戦は開催 王者アーチュレッタが大幅体重超過も試合1時間前に68キロリミットで再計量 前日には2・8キロオーバー

 「RIZIN.45」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 RIZINは31日、セミメインで予定していたバンタム級タイトルマッチのアーチュレッタ-朝倉海戦の開催を発表した。榊原CEOが興行の冒頭で「通常であれば試合はキャンセルだが、(今回は)海側にジャッジが委ねられる。やらない選択肢もあったと思うが、これだけ多くのお客さまに集まってもらって(という思いが朝倉にあって)今朝、両者合意した」と説明した。

 30日に行われた公開計量で挑戦者の朝倉は61キロのリミットをクリアしたが、王者フアン・アーチュレッタが63・8キロの2・8キロオーバー。ベルトを剝奪され、試合の実施については協議を続けていた。

 同CEOは「一部の皆さんからは非難があるのかも知れない」とした上で、「(契約の)61キロをつくって、通常であればリカバーして当日体重はともに伏せるが、今回は68キロまでの戻しはOKと、海がした(認めた)。この場を借りて、海に感謝します」とし、試合1時間前に両者68キロリミットで再計量を行う。試合は、朝倉が勝った時のみ王座奪取。アーチュレッタが勝ってもノーコンテストとなる。

 前日の公開計量直後、榊原CEOはその体重差に「厳しい。オーバーにしても3キロ近い。試合を成立させたいが、無茶もできない。海の考えも聞いて、ルールにのっとってジャッジしたい」と語っていた。また、朝倉も状況に驚きつつ「1キロオーバーならすぐやろうぜというが、2・8キロなんで。コーチとかみんなの意見もあるのでちょっと考えさせてください」と話していた。

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