BD選手、冨澤大智が号泣完敗 RIZINデビュー戦で2度ダウンを奪われる 顔面は大きく腫れ上がる

 判定で篠塚辰樹(手前右)に敗れた冨澤大智(撮影・堀内翔)
 RIZINガール・西井綾音(撮影・堀内翔)
 篠塚辰樹(右)にパンチを出す冨澤大智(撮影・堀内翔)
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 「RIZIN.45」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 ブレイキングダウンで活躍する冨澤大智が、Krush王者の篠塚辰樹とキックボクシングルールで対戦。RIZINデビュー戦は、0-3で大差の判定負けを喫した。

 完敗だった。1回、開始1分経たず、左フックでダウン。臆することなく手数は出したが、ヒットさせることができず。3回にも左フックでダウンを奪われ、足元がフラフラとなった。何とか立ち上がったが、試合終了のゴングが鳴るとリングにうずくまり「チクショー」と号泣した。

 冨澤はブレイキングダウンでは昨年12月から6連勝中。朝倉未来の推薦もあり、RIZIN参戦が決まった。

 来年2月のブレイキングダウンバンタム級トーナメントの初代王者が本命視される冨澤だが、大会前の会見では「知名度で来たわけじゃないので」と言い、決着方法についても「まあ、1分でぶっ倒そうかなと思ってます」と自信をみなぎらせていた。

 一方、対戦相手の篠塚は「ブレイキングダウンの冨澤が強えとか言ってるけど、話にならないんで楽しみにしてください」と火花を散らしていた。

 試合後、両者は健闘をたたえ合って握手。冨澤の右まぶたは被弾の影響で青く腫れ上がっていた。

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