皇治がMMAデビュー戦で衝撃のTKO勝ち!カズ次男、三浦孝太をサッカーボールキックで沈める 「モテてしゃーない」と皇治節
「RIZIN.45」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
皇治(34)がMMAデビュー戦に臨み、サッカー三浦知良の次男、三浦孝太(21)と対戦。2回、倒れ込んだ相手にサッカーボールキックを浴びせ、TKO勝ちを飾った。
1回の開始直後はお互い、距離を取っていたが、皇治が持ち味の左フックを当て三浦がぐらつく場面も。三浦も打撃で応戦したが、1回終了間際には皇治の打撃で三浦の鼻から出血した。
2回はタックルを切るなど、MMAルールにも対応。三浦が打撃で倒れ込んだところで、サッカーボールキックを連打。2発、3発、4発と打ち込んだところでレフェリーが試合を止めた。
孝太は5月の「RIZIN.42」ではYA-MANと対戦し、グラウンドパンチを決められ1回TKO負け。それ以来の公式戦となったが、2連敗。呆然とした表情を浮かべながら退場した。
皇治はキックボクシングでは通算31勝。34歳でMMAに初挑戦した。大会前の会見では三浦に対し、「男前やな。新旧モテ男対決ちゃいますか」と皇治節を繰り出すなど、普段と変わらず余裕の構えを見せていた。
一方の孝太は5月の「RIZIN.42」ではYA-MANと対戦し、グラウンドパンチを決められ1回TKO負け。それ以来の公式戦だった。会見では「皇治選手は小さい時から見てきた選手。リスペクトはしているが、試合は関係ない。自分が必ず勝つ」と意気込んでいた。
皇治は「あきらめずに挑戦したらええことある」と満足げ。相手の三浦に対し、「生まれた時から重圧を背負っていると思う。三浦君はリスペクトしている」とうなずいた。最後は「もててしゃーない。男は顔じゃない」と皇治節で会場を盛り上げた。