安保瑠輝也が意気消沈 MMA初戦は何もできず一本負け「悔しい、情けない」20日間で寝技準備も「イメージと違った」

 久保優太に敗れて肩を落とす安保瑠輝也(撮影・堀内翔)
 安保瑠輝也(左)に勝利した久保優太(撮影・堀内翔)
 久保優太に敗れて肩を落とす安保瑠輝也(撮影・堀内翔)
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 「RIZIN.45」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 元K-1王者の安保瑠輝也(28)が初のMMAマッチに臨み、同じく元K-1王者の久保優太(36)と対戦。立ち技、グラウンドと何もできないまま、1回に裸絞めで痛恨の一本負けを喫し「悔しいです。情けないです」と意気消沈した。

 1回、久保にテークダウンを許し、マウントポジションからパンチをふり下ろされた。さらに体勢を変えようとしたところをバックチョークで極められ、痛恨のタップとなった。

 元K-1王者対決となったが、1年以上前からMMAに挑戦している久保に対し、安保はこれがデビュー戦。カード決定から準備期間は約20日しかなかった。グラウンドで上を取られてからはほぼ何もできず、「マウントを取られた時間が長かったと思うが、20日間で(寝技を)やってきたイメージでは(その体勢から)ひっくり返してマウントを取り返す感じだったが、ひっくり返すことが簡単にできず、イメージと違った部分」と明かした。

 初のMMAについて「やったこと自体に後悔はしてない。限られた時間でやることはやってきたので、仕方ない」と前を向き、今後のMMA継続を聞かれると、食い気味で「絶対にやります!絶対に強くなります」と言い聞かせた。

 キックとMMAを両立するかは明言しなかったが、今後の自信の展望について「朝倉未来選手が負けたときに『朝倉未来には興味が無くなった』と発言したが、『安保瑠輝也に興味が無くなった』と言われても何も言い返せない状況。強くなるしかないとしか言いようがない。前を向いてやるしかない」と、試合前のトラッシュトークとは打って変わって言葉少なだった。

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