平本蓮が判定勝ち!YA-MANとの壮絶な打ち合いを制す 朝倉未来に「俺がぶっ飛ばしたわ」

 「RIZIN.45」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 平本蓮がYA-MANとMMAルール(5分3R)で対戦。3-0の判定勝ちで勝利した。敗れたYA-MANはリングに頭をこすりつけ、大号泣した。

 試合は開始1分もたたず、平本の打撃でYA-MANの右目下から出血。それでも一歩も引かず打ち合い、YA-MANの右ストレートがヒットする場面も。だが、平本も左フックを当てるなど、壮絶な打撃戦となった。

 2回、2分が過ぎたところで平本がテークダウンを取り、相手の体力をそぎ落とす。YA-MANも攻撃の手を緩めず、立ち上がって打撃戦に持ち込むと、平本をコーナーに追い込んだ。

 だが、3回は体力が切れたYA-MANの動きを平本が冷静に見極め、要所で打撃もヒット。優位に試合を進め、勝利をおさめた。

 YA-MANは自身がプロデュースした「FIGHT CLUB」で朝倉未来にKO勝利後「平本バーカ! お前ぶっとばすからな、待っとけよ」と対戦を希望。「お前、ほんとリングでやれてよかったな。お前ほんとになあ、街中だったらぶっとばしてやったからな」と平本にしかけた。

 平本は大会前の会見で朝倉未来へのリスペクトを熱弁。その上で来年の朝倉未来との試合の目標を明かし「ここを勝たないといけない。絶対に俺のほうが覚悟の違いがある。絶対に勝ちます」と意気込んでいた。

 YA-MANは11月19日、格闘技イベント「FIGHT CLUB」で朝倉未来にKO勝ち。一方の平本は4月のRIZINで斎藤裕と対戦し、判定負けを喫していた。

 平本は試合直後、YA-MANと健闘をたたえ合ったが、マイクを握ると「YA-MAN君、アマチュアからやり直したほうがいいよ」と呼びかけ。続けて、「冗談はさておき、YA-MAN君が強くて」と敬意も示した。

 リング横で見ていた朝倉未来にもメッセージを送り、「おれがぶっ飛ばしたわ」と語ると、朝倉も笑みを浮かべた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス