20年ぶり新日本参戦ダニエルソン「当時はボブ・サップやバス・ルッテンと巡業してた」団体の変貌に感慨深げ「今と全然違う」
「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)
スペシャルシングルマッチが行われ、オカダ・カズチカ(36)がAEWのブライアン・ダニエルソン(41)と対戦し、23分24秒、レインメーカーからの体固めで勝利した。昨年6月にはAEWで対戦し、オカダがギブアップ負けしたが、今回は雪辱の3カウント。試合後はともに健闘をたたえあい、座礼をして最大級の敬意を示し合った。
ダニエルソンは痛めている左目を気にしながらも「望んでいた結果ではないが、いい気分だ。13年間求めていたものがここにあった」と晴れやかな表情。「オカダのような素晴らしい選手と東京ドームで戦えて、最高のプロレスだった。前回はオカダがタップしたが、オカダがG1を控えていたので仕方ない。今日は100%燃えさかる炎のような状態で上がってくれた。最高の自分、特別な場所で特別な相手と向き合えて、最高の気分」と胸を張った。
若手時代は新日本プロレスLA道場で汗を流し、後にWWEなどでも活躍する礎を築いた。新日本マットは2004年が最後だったが、今回が20年ぶりの参戦。当時との変化について聞かれると、「面白い時代だった。猪木イズムもしっかりあり、ショーも素晴らしかった。当時はバス・ルッテン(元パンクラスの格闘家)やボブ・サップと巡業を回っていた。今と全然違う雰囲気だった」と笑いつつ、「今は棚橋、オカダなど素晴らしいメインイベンターが団体を成長させていったことは素晴らしい」と“古巣”をたたえた。
「(新日本は)今も目を閉じて考えると夢のような場所。プロレスを始めたときは憧れで、自分のヒーロー達が住まうところだった。アメリカやカナダのスター達もここで育ち、ここから巣立ってトップになっていった。今またここに戻ってこられて、夢の中にいるような気持ち」と感慨にふけった。
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