かつて亀田興毅と大騒動の元世界王者がBD参戦 人形投げつけ「生きて帰れねぇぞ!」 スパーで“中途半端ボーイ”を衝撃左フックKO
総合格闘家の朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第11回大会(2月開催予定)に向けたオーディション動画の第4弾が4日、朝倉のYouTubeチャンネルで公開され、ボクシング元王者のファン・ランダエタ(45)が“博多の路上の伝説”虎之介(19)との対戦が決まった。
ランダエタは2006年に亀田興毅と世界戦を行い、1度目の試合では優勢に試合を進めたようにみえたが、1-2で判定負け。当時大きな騒動となった。再戦では0-3で敗れた。
オーディションに登場したランダエタは、朝倉から虎ノ介との対戦を提案され、企画「虎之介の部屋」へ。面談では「バカヤロー」と言い放ち、謎の人形を投げつけ、対戦をアピールし、「生きて帰れねぇぞ。覚えとけよ」と吐き捨てた。
スパーリングでは“中途半端ボーイ”河野俊介と対戦し、さすがのディフェンス技術をみせると、強烈な左フックを浴びせて圧巻のKO。健在ぶりを示した。
虎之介は本戦での対戦相手をランダエタに決め、「オンリーパンチ。やります。チャンプ倒します」と宣言した。別撮りVTRでは「19歳の俺が元世界王者を右フックでKO。“博多のチャンプ”にしようかな」とニヤリ。ランダエタは「チャンピオンの拳をみせてやる」と、力を込めた。
ランダエタは応募した際のVTRで「俺の名前はランダエタ。元世界チャンピオンです。俺は亀田興毅と2回戦った。その判定に納得していない。納得してないまま引退しました。だから俺は戦いの場に戻ってきた。日本で家族できた。ブレイキングダウンで知名度をつけて、家族のためにジムを開きたい。俺は皆にまだ強いところをみせたい」と、理由を語っていた。