鷹木 まさかの王座陥落 天龍の技も繰り出すも 新王者トンガは離脱を電撃発表 拠点を米国へ
「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)
辰年の爆発を誓った“THE DORAGON”だったが、鷹木信悟はまさかの王座陥落となった。NEVER無差別級選手権試合は挑戦者タマ・トンガとのスピーディーな肉弾戦。高角度のパワーボムなど、尊敬する“風雲昇り竜”天龍源一郎の技も繰り出したが、カウント2・9止まり。そこから逆にスタイルズクラッシュ、DSD(変型ドライバー)を食らい、大の字となった。
王座を奪った23年10月以来のリマッチで今度はベルトを失い「あ~負けた!ちくしょう!」と声を荒らげた鷹木。「辰年だの、20周年だのと言ったのに、負けたらかっこ悪い。何の言い訳もできないよ」と頭を抱えつつ、「ここから必ずはい上がってやる。竜のごとくな」と言い聞かせた。
一方、王者に輝いたタマ・トンガは、「新日本プロレスで戦うのは、これが最後の1カ月になる」と1月末で離脱することを電撃発表。2カ月前に第3子が誕生したことを明かし「家族の近くで仕事を探そうと思っている」と、米国に拠点を移すことを示唆した。