SANADA 王座陥落も感謝「内藤哲也はやっぱり大きな山」試合後は乱入のEVILを一掃
「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)
メインのIWGP世界ヘビー級選手権試合で挑戦者・内藤哲也(41)が、王者・SANADA(35)を得意技のデスティーノで下し、同王座が統一されてから初戴冠を果たした。試合後には自身のユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の大合唱で締めた。
SANADAはベルトを失ったが、大団円を演出した。試合後、内藤がマイクを握ったところでEVILとディック東郷が襲撃。大ブーイングに包まれたが、ここでSANADAが救出に入ると、シャイニングウィザードをEVILに浴びせ、見事な連係で邪魔者を一掃した。
5度目の防衛には失敗したものの、1・4東京ドームのメインを堂々と勤めあげた。「内藤哲也はやっぱり大きな山。そう簡単に超えさせてくれない。ただ、大きな山があるからやりがいを感じるし、感謝している。俺はあきらめないからな」。再起を誓い、負傷した右肩を押さえながら退場した。