“キング・オブ・ダークネス“EVILまたも暴挙 内藤襲撃に続きタマ・トンガの長髪切り裂き「感謝しろよ」

 成田蓮(左)、EVILらHOUSE OF TORTURE
 海野翔太(下)を攻める成田蓮
 タマ・トンガ(奥)を攻めるEVIL
3枚

 「プロレス・新日本」(5日、墨田区総合体育館)

 「NEW YEAR DASH!!」大会でマスター・ワト、エル・デスペラード、本間朋晃、真壁刀義、海野翔太、タマ・トンガ対、悪のユニット、ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の6人衆との12人タッグマッチが行われ、“キング・オブ・ダークネス”EVILが前夜のIWGP世界ヘビー級王者、内藤哲也襲撃に続き、タマ・トンガの頭髪を切り裂く暴挙に出て、観衆から大ブーイングを受けた。

 12人マッチは海野翔太がデスライダーを決め、ディック東郷から3カウントを奪ったが、勝利の余韻に浸る海野にSHO(HOT)が、運動器具で殴打。ここでエル・デスペラードが助けに入るも金丸義信(HOT)がデスペラードのIWGPジュニア王者のベルトで殴打。倒れ込むと、EVILはタマ・トンガを得意技EVILで倒し、手錠をかけ動けなくすると長髪を用意していたハサミで切り裂き、大ブーイング。それでもEVILは懲りずに「うるせえこの野郎!」と満員札止めの観衆にかみついた。

 試合後も「おい、タマ、お前今月で辞めるんだろ、そんなん邪魔くせえから今すぐ辞めろ!はっ、おい、今いい断髪式やってやったんだから感謝しろよ。それとよ、ベルトのはく奪も当たり前だから、覚えとけ」と言いたい放題だった。

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