全日本社会人選手権連覇の韓亮昊が六島ジムからプロデビュー「徳山昌守さんを超えるボクサーに」

 2022、23年の全日本社会人選手権連覇などアマチュアボクシングで活躍した韓亮昊(26、ハン・リャンホ)が13日、大阪市内で会見し、六島ジムからプロデビューすることを発表した。21日にB級ライセンスプロテストを受け、4月に大阪でスーパーフライ級でのデビュー戦を予定している。

 大阪市生野区出身の韓は大阪朝鮮高時代に高校総体出場、国体ベスト8など活躍。進学した東農大では4年時に主将を務め、国体ベスト8、台北カップ優勝などの実績を残した。

 大学卒業後は北朝鮮代表としてのパリ五輪を目指した。しかし、その道が厳しくなりボクシングを辞めようと考えていたところ、六島ジムの安東浩志トレーナーに声をかけられ、プロで世界王者を目指すことを決めた。

 アマチュア71戦52勝(12RSC)19敗を誇るサウスポー。同じ在日コリアンで、スーパーフライ級で技巧派王者として君臨した元WBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守氏が目標。「徳山昌守さんを超えるボクサーになりたい」と力強く宣言した。

 六島ジム関係者によると、デビュー戦ではランカーとの対戦を計画している。同ジムは昨年から有望な選手がボクシングに専念できるように「サポートシステム」を導入。後援会の支援を受け、ランカー入りした選手には生活費などをサポートし、ボクシング中心の生活をバックアップする。期待をかける韓にもこのシステムを適用できるようにするため、早期のランキング入りを実現させたいとのことだ。

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