阿部麗也 世界王座奪取へ闘志「かっこいいところを見せたい」 普段は工場で週5勤務のサラリーマン
「ボクシング・IBF世界フェザー級タイトルマッチ」(3月2日、ニューヨーク)
3月2日(日本時間3日)に米国で王者のルイスアルベルト・ロペス(30)=メキシコ=に挑戦することが決まった同級1位・阿部麗也(30)=KG大和=が17日、神奈川県大和市のKG大和ジムで会見を行った。
阿部は当初フィットネス会員だったが、片渕剛太会長が動きの良さを見込んでプロに勧誘したといい、「フィットネス会員からスタートして、何者でもない自分が世界チャンピオンになる姿を見てほしい」と言い切った。
普段はプレス工業の藤沢工場に週5日、午前8時から午後5時までフルタイムで勤務するサラリーマンボクサー。米国には会社の役員や同僚、妻幸子さんに6歳と4歳の男児2人も応援に駆けつけるといい、「かっこいいところを見せたい」と意気込んでいた。