ボクシング・那須川天心の相手ロブレスが公開練習 「全てを出していい結果をもたらせたい」

 記者会見を行ったルイス・ロブレス
 記者会見を行ったルイス・ロブレス(右)とトレーナーのイグナシオ“ナチョ”ベリスタイン氏
 公開練習を行ったルイス・ロブレス
3枚

 「ボクシング・8回戦」(23日、エディオンアリーナ大阪)

 東洋太平洋スーパーバンタム級6位・那須川天心(帝拳)のボクシング転向3戦目の相手ルイス・ロブレス(メキシコ)が18日、都内の帝拳ジムで公開練習を行った。

 8歳でボクシングを始め、現在WBA・WBO世界14位のロブレスは、自身の強みはテクニックで、特にディフェンスに自信があるとした。「(昨年、中谷潤人のWBO世界スーパーフライ級王座に挑戦したアルヒ・コルテスら)友人達が日本で試合した映像を見たりして、(日本遠征は)夢に見ていた。決定以降モチベーションがすごく高くなった」と強調。那須川対策としてサウスポーとのスパーリングを週3回、計60ラウンドにわたり行ってきたという。

 目標は世界王者で「全てを出していい結果をもたらせたい。その結果がチャンスを呼んでくれればいい」と必勝を期していた。

 今回は6年間にわたり師事する伝説的なトレーナー、イグナシオ“ナチョ”ベリスタイン氏が13年ぶりに来日。29人の世界王者を育てた84歳の名伯楽はロブレスを「とにかくテクニシャン」と評し、「死ぬ前には30人目を作りたい。彼かイスラエル・ピカソは可能性がある」と、世界王者の器だと見ている。

 那須川のトレーナー、粟生隆寛氏はロブレスについて「ミットだと回転が速い選手だけど、試合はそううまくいかない。一発は天心の方が全然あると思う」と話し、「(ロブレスは)ここでちょっと挫折して、それをバネに(世界に)行くってことなのかと」と、攻略に自信をのぞかせていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス