那須川天心が計量パス 直前に水ゴクリ!と異例の“ウエート調整” ボクシング転向3戦目

 計量を終えポーズを決めるルイス・ロブレス(左)と那須川天心(撮影・山口登)
 フェースオフするルイス・ロブレス(左)と那須川天心(撮影・山口登)
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 「ボクシング・8回戦」(23日、エディオンアリーナ大阪)

 前日計量が22日、大阪市内で行われた。

 ボクシング転向3戦目で54・8キロ契約8回戦に臨む、東洋太平洋スーパーバンタム級6位・那須川天心(帝拳)は54・8キロ、対戦相手のWBAバンタム級14位のルイス・ロブレス(メキシコ)は54・2キロでともに一発クリアした。

 那須川は計量30分前に予備計量を行うと、ホッとした表情で天に投げキス。すると、本計量前にもかかわらず、ペットボトルの水をゴクリと飲み、再び計量台へ。数字を確認し、再び天に感謝するように投げキスした。今回は主戦場のスーパーバンタム級より540グラムほど軽い契約ウエートだったが、異例の“ウエート調整”を行う余裕を見せた。

 那須川は1日に起きた能登半島地震の被災者支援のため、所属ジムなどと協力して1000万円と、自身のポケットマネー500万円を寄付していたことを明かしている。また、今回の試合に先駆けたポップアップストアの売上金や募金も寄付する予定。21日の記者会見では、「日本が大変な時に格闘技は日常に必要ではないが、興行で戦うことの素晴らしさを伝えていきたいので」などと話していた。

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