ラスト2回のアウトボクシングが奏功 拳四朗が2-0の判定防衛に成功

 12回、カルロス・カニサレス(右)にパンチを決める寺地拳四朗(撮影・山口登)
 試合に勝利した寺地拳四朗(右)はデザイナーのコシノジュンコさんと握手を交わす(撮影・中田匡峻)
 試合に勝利した寺地拳四朗(撮影・中田匡峻)
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 「ボクシング・WBA・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(23日、エディオンアリーナ大阪)

 統一王者の寺地拳四朗(BMB)が、激闘の末にWBA1位、WBC2位のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)に2-0で判定防衛した。

 8回終了時に場内で発表された採点は、2人のジャッジが76-74で寺地を支持し、1者が75-75の同点だった。ポイントで劣勢だったカニサレスは9、10回に反撃。試合後に公開された採点表では、10回終了時点では3者とも94-94となった。

 試合直後のリング上のインタビューで「接近戦は僕が不利かなと」と振り返ったように、寺地は11回から足を使って距離を取り、打ち合いを避けるアウトボクシングで相手を翻弄(ほんろう)。ラスト2回は2人のジャッジが10-9と寺地を支持し、1人が10-9、9-10。最終的に2者が114-112、1者が113-113で、寺地が2-0で判定勝ちを収めた。

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