亀田興毅氏 英大手プロモーションと提携「世界との距離がグッと近くなる」

 記者会見に出席した(左から)NSNのジョエル・ボラス氏、マッチルームのフランク・スミス氏、3150FIGHTの亀田興毅氏、ABEMA格闘チャンネルの北野雄司氏
 記者会見に出席した(左から)NSNのジョエル・ボラス氏、マッチルームのフランク・スミス氏、日本ミドル級王者・国本陸、日本ミドル級1位・可兒栄樹、3150FIGHTの亀田興毅氏、ABEMA格闘チャンネルの北野雄司氏
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 ボクシングイベント「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダーが31日、ザ・リッツ・カールトン東京で記者会見を開き、英国の大手プロモーション「マッチルーム・ボクシング」とパートナーシップを結んだことを発表した。

 マッチルームは次回の「3150FIGHT」(3月31日・名古屋国際会議場)で、国内初大会となるミドル級の8人トーナメント「プライズファイター」を開催。優勝者のファイトマネーは総額100万ドルで、1回戦敗退でも7万5000ドルとなる。

 マッチルームは昨年9月に楽天トラベル、マネジメント会社NSNと長期契約を結び、興行を開催することを発表していた。その第1弾となる今回のミドル級トーナメントは、日本同級王者の国本陸、同級1位の可兒栄樹の他、外国人選手6人が出場。外国人にはIBF世界10位のアナウエル・ウガミセンゲ、WBA世界14位のキエロン・コンウェイが含まれる。国本と可兒は1回戦で、日本ミドル級王座タイトルマッチとして対戦する。

 マッチルームのフランク・スミスCEOは「準決勝は7月後半、決勝は10~11月を予定している」と説明。興毅氏は「2回戦(準決勝)と決勝はもっと大きな会場で開催できると思う」と補足し、「ジャパニーズドリーム、マッチルームドリームをつかむ機会になれば面白い」とハッパをかけた。国内と東南アジアはABEMAのPPV、その他の海外はDAZNで生中継される。

 スミス氏は「これから地道にブランドを作っていくつもり。3年計画で、1年目はこれ。3年といわず、もっと長い目で、日本においてこの計画をどんどん展開していきたい。われわれはボクシングイベントを年間400ほどやっている。ようやく日本のマーケットに来られてワクワクしている」と、本格的な日本進出に意欲。

 興毅氏はマッチルームとのパートナーシップについて「世界との距離がグッと近くなるのかな。これから世界の強豪を招へいしたり、世界にチャンスが広がるすごくいい機会。今後、いい連携を取っていきたい」と話していた。

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