井岡一翔、亡き穴口少年と拳を交えていた 「懸命のパンチを当てようと」「勇姿は忘れない」
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ボクシングの世界4階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が8日、自身のインスタグラムを更新。2日に23歳で逝去した穴口一輝さんを追悼した。
井岡は「あの日 拳を交えた少年は穴口選手だったんだね 先日、それを知った時は本当に驚いた」と、少年時代の穴口さんと自身の2ショットを投稿。「果敢に一生懸命パンチを当てようと 打ち込んできた姿は今でも鮮明に覚えてるよ こんなにも立派なファイターになったんだね 穴口選手の勇姿は忘れない ご冥福をお祈りします」としのんだ。
穴口さんは昨年12月26日に井上尚弥の4団体王座統一戦セミファイナルで同級王者だった堤聖也(角海老宝石)と対戦し判定負け。壮絶な打ち合いの末、4度のダウンを奪われ、試合後に意識を失った。右硬膜下血腫の緊急開頭手術を受け、2日に息を引き取った。この一戦はこの日、国内の年間最高試合に選ばれた。