ノアの清宮と全日本の安齊が激闘 小橋建太氏が称賛「これからのプロレス担う2人の熱い試合」

 安齊勇馬(左)を攻める清宮海斗
 安齊勇馬(上)を攻める清宮海斗
 安齊勇馬(下)に勝利した清宮海斗
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 「プロレス・プロレス中継70年史 THE日テレプロレス」(9日、後楽園ホール)

 メインイベントではノアの元GHCヘビー級王者・清宮海斗(27)と、デビュー1年5カ月ながらトップに手を掛けつつある全日本の安齊勇馬(24)が一騎打ちを行った。

 プロレス界の未来を担う両雄はスタートから激しい攻防を展開し、15分過ぎのジャンピングニーパット相打ちから安齊が攻勢に出てジャンピングニーを3連打。清宮は4発目をフランケンシュタイナーでカウンターすると、シャイニングウィザードからタイガースープレックス、変形のタイガードライバーで追い込み、18分34秒、シャイニングウィザードからの片エビ固めで3カウントを奪った。

 勝利者賞として三菱の掃除機を受け取った清宮は「プロレス界の未来だと間違いなく思いますよ」と安齊をたたえ、「自分もノアでやらなきゃならないことがありますし、安齊選手も全日本でやらなきゃいけないことがある。お互いその位置(トップ)まで行った時、いつか混じり合う時が来るんじゃないかと思っています」と、再戦の条件を挙げた。

 安齊は「試合中はすげえ楽しかったけど、負けるとクソ悔しいっすね」と振り返り「もっともっと大きい舞台でまたシングルやりたいですね。その時は必ず僕が勝ちます」ときっぱり。「今までの70年のプロレスに負けないくらい、これからのプロレスの未来は明るいんじゃないかって証明できたんじゃないかと思っています」と、胸を張った。

 試合を実況席で解説した小橋建太氏は「これからのプロレスを担っていく2人の熱い試合が見られたので、次があったら非常に楽しみ」と2人を称賛。武藤敬司氏は「プロレスって点から線になるからさ、日テレも次あるんじゃない?東京ドームでやったらいいんじゃないの、来年の71周年」と日本テレビに要求。小橋氏も「来年も日テレプロレス、行くぞー!」と同調していた。

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