大仁田厚 テリー・ファンクさんをしのぶ「本当に兄貴。憧れを超越して神様以上」
「プロレス・プロレス中継70年史 THE日テレプロレス」(9日、後楽園ホール)
日テレ中継が生んだスーパーアイドルで昨年8月に死去したテリー・ファンクさんを、大仁田厚と渕正信、福澤朗アナウンサーがトークショーでしのんだ。
大仁田と渕は修業時代、テリーさん宅に1カ月半居候したこともあり、大仁田は「本当に兄貴ですね。憧れとか超越して、僕らにとっては神様以上」、渕は「ヒーローはいつまでも生きてていてくれるものだと思っていた。ヒーローでも死んじゃうんだなと。寂しさを通り越したものがある」と恩師への思いを吐露。
大仁田は「すごいと思うのは、オーソドックスなプロレスもうまく、デスマッチもできて、オールマイティなレスラー」と、テリーさんのプロレスラーとしての高い力量も指摘。オープンタッグでのファンクス-アブドーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シーク組を「僕はこれこそプロレスだと思いました。本当にテキサス魂というか」と、思い出の一戦に挙げていた。
イベントでは生前のテリーさんの勇姿が流され、トークの最後には追悼の10カウントゴングが鳴らされた。