井上尚弥 試合後に食べたいものは「マック、カップラーメン、コンビニ弁当」 理想の引退についても言及

 ボクシングの4団体統一スーパーバンタム級世界王者・井上尚弥(30)=大橋=が10日、横浜市内の大橋ジムで行われたイベント「ドコモ未来フィールド」に登場した。イベントには約1400組の応募から選ばれた小学校1~6年生20人と保護者の計40人が参加。井上は子供たちの練習風景を視察し、ミット打ちの相手を務めたり、質問に答えたりしてふれ合った。

 質問コーナーでは、試合後に食べるものを聞かれ、「マックが食べたくなるんですよ。やっぱり。減量で体をつくるじゃないですか。食べたくなるんですよ。カップラーメンとか」と回答。「試合終わって家に着くのが12時か1時。アドレナリンが出て寝られない。朝方、拓真とコンビニにいって、カップラーメンとかコンビニ弁当とか、そういう普段食べられないものを食べますね。おいしいんですよ」と打ち明けた。

 プロになるのに必要なこととして勇気と力と、あと一つは何か聞かれると「勇気に近いけど、決断力。僕はアマチュアでボクシングを続けていて、正直、プロになる自信がなくて。で、そこでプロになるかならないかっていうのは、自分のやっぱり勇気と決断力でした」と話した。

 また、今後については「自分の目指す引退の理想像というものをしっかり積み上げて、自分が納得して満足して引退できる、と言うものが目標ですね。だから誰かに勝ちたいとか、どんな勝負に…ではなくて、小学校1年生から始めたボクシング、結果的に自分が好きで好きで積み上げてきたものが、それが最高の引退時であればいいなという部分を、今探しています」と、理想の引退であることを明かしていた。

 イベント後には「まずはボクシングを好きになってもらえるように、楽しいなって思ってもらえるようにという感覚でやりました。自分がパンチを打つ時は、ボクシングジムに通ってる子は2~3人だったと思うので、実際にこういう姿を見る機会はないと思うので、ちょっと迫力があるようにやりました」と、本イベントでボクシングの魅力を伝えることを考えていたと説明し、「ボクシングを広げる、広めるっていう意味でもすごくいいことだと思うし、それ以外にも、子供たちの何かのきっかけになればと思います」と、開催の意義を訴えていた。

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