SKE48荒井 王座初防衛も元王者の上福が挑戦表明「エリートっていじめたくなる」

 長野じゅりあ(左)にドロップキックを浴びせる荒井優希
 ファイナリーで長野じゅりあ(右)にとどめを刺す荒井優希
 王座を防衛した荒井優希(左)に挑戦をアピールする上福ゆき
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 「プロレス・東京女子」(10日、後楽園ホール)

 アイドルとプロレスラーの二刀流で活躍するSKE48・荒井優希が長野じゅりあの挑戦を受けてインターナショナルプリンセス王座の防衛戦を行い、11分41秒、ファイナリーからの片エビ固めで初防衛に成功した。

 芸能活動に注力するため4・13北沢タウンホール大会で卒業する長野の旋風脚をかわした荒井は、フルネルソンバスターからのファイナリーでフォール勝ち。「卒業が決まってるじゅりあちゃんがベルトに挑戦することは勇気のいることだったと思うので。強い気持ちを感じる試合で、戦えて良かった」とマイクアピールした。

 そこに元王者の上福ゆきが現れて「ビジュアルを大切にしてる者同士、お互いの顔面を崩し合って、このベルトをかけて戦い合ったら、もっと盛り上がるんじゃないかな」と挑戦表明。荒井も受諾し、3・31両国国技館大会でのタイトルマッチが決定した。

 上福は「荒井ちゃんは数年前に東京女子にやってきて、どんどん人を抜いていって。模範解答のような愛されキャラで、ビジュアルも最高によくて。アイドル業とプロレス業をどっちも引っ張って活躍して、スーパーエリート。エリートってちょっといじめたくなるじゃないですか?いがみの心じゃないけど、たまには誰かに食って掛かってみようかなって」と述べ、約3年ぶりのベルト奪還を期した。

 メインでは第4回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメントの決勝戦が行われ、鈴芽、遠藤有栖組(でいじーもんきー)と辰巳リカ、渡辺未詩組(白昼夢)が激突。19分37秒、鈴芽がリング・ア・ベルからの体固めで辰巳から3カウントを奪い、でいじーもんきーが初優勝した。でじもんは3・31両国国技館大会でプリンセスタッグ王者組の「ユキニキ」(水波綾&愛野ユキ)のプリンセスタッグ王座に挑戦する。

 第1試合では昨年3月にデビューしたアップアップガールズ(プロレス)の鈴木志乃と高1選手の風城ハルが自力初勝利をかけて一騎打ち。鈴木はドロップキック、風城が回転足折り固めで3カウントを奪い、デビュー11カ月で初勝利を飾った。

 また、練習生のウタ<アップアップガールズ(プロレス)>、キラが3・3新宿FACE大会でデビューすることが決まった。

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