井上尚弥「納得して満足して引退」が目標 小学生の質問に回答「好きで積み上げてきた」

 子供のミット打ちの相手を務める井上尚弥=横浜市内の大橋ジム
 子供たちからの質問に答える井上尚弥(中)=横浜市内の大橋ジム
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 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(30)=大橋=が10日、横浜市の大橋ジムで行われたイベント「ドコモ未来フィールド」で、約1400組の応募から選ばれた小学生20人とふれ合った。

 質問コーナーでは今後について聞かれ「自分の目指す引退の理想像というものをしっかり積み上げて、納得して満足して引退できるというのが目標」と回答。「誰かに勝ちたいとか、どんな勝負に…ではなくて、小学校1年生から始めたボクシング、結果的に自分が好きで好きで積み上げてきたものが最高の引退時であればいいな、という部分を今探しています」と説明した。

 24日にWBA世界バンタム級王座の防衛戦を行う弟の井上拓真については「いい感じに仕上がってきているんで、期待できます」と太鼓判を押していた。

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