K-1が「ワールドGPシリーズ」の復活を発表 90年代にアーツ、ホーストらスターを生んだ無差別級トーナメント

 「格闘技・K-1」

 K-1が16日、90年代にピーター・アーツ、アーネスト・ホーストら多くのスターを生んだ無差別級トーナメント「ワールドGPシリーズ」の復活を発表した。

 5月19日に米ニューヨークで北米ラウンド、6月29日にボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで東欧ラウンド、7月27日にイタリアのシチリアで西欧ラウンド、8月3日にブラジルのクリチバで南米ラウンド、10月5日に大阪でアジアラウンドとしてそれぞれ世界地区予選を開催し、12月14日に東京・代々木第一体育館で決勝トーナメントを行う。

 決勝トーナメントには北米、東欧、西欧、南米で勝ち抜いた4人に加えて、アジアでは1マッチから3人を選出。残り1枠は昨年9月の30周年記念無差別級トーナメントを制した中国のリュウ・ツァーとなる。

 K-1のカルロス菊田プロデューサーは「今回、新たにReBIRTHしたK-1の軸となるコンテンツ復活の発表をさせていただきます。それこそ『K-1 WORLD GRAND PRIX シリーズ』の復活です。1993年、無名の大男8人が繰り広げたど迫力の立ち技トーナメントの衝撃は瞬く間に社会現象となり、世界を席巻しました。あれから30年、『格闘技こそK-1』であった時代のあのワクワク感、未知なる怪物がスターを蹴落とし、スターダムに駆け上がるその興奮を再び、味わっていただきます」とコメントしている。

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