衝撃変貌の元小結千代大龍 BDデビュー戦は惨敗 体重57キロ差の元パンクラス1位の打撃でボッコボコに パンチほぼ届かず… 朝倉未来もバッサリ「対応できてなかった」

 金田一孝介(左)に攻め込む明月院秀政(撮影・堀内翔)
 金田一孝介(右)からパンチを受ける明月院秀政(撮影・堀内翔)
 試合前に気合の入る明月院秀政(撮影・堀内翔)
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 「BreakingDown11」(18日、プリズムホール)

 朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベントの第11回大会が行われ、大相撲の元小結千代大龍の明月院秀政は、元パンクラスライト級1位の“尾張の狩人”金田一孝介と対戦し、判定0-5で完敗に終わった。

 体重差は実に57キロという異種格闘技戦。顎髭を金色にして、ピアス、右腕にはビッシリと刺青という衝撃の変貌した姿で登場した明月院は、キン肉マンのテーマ曲で入場。コールの際には相撲の所作をみせた。冒頭から金田一のパンチを被弾し、ぐらつくと、体格差に身を任せて圧力をかけていったが、打撃はテクニックに乏しく、パンチはほぼ届かず。逆に金田一の的確な打撃を浴びた。ただ、試合後は笑顔で互いに健闘をたたえ合った。

 解説席の朝倉未来は「やっぱり打撃が対応できてなかったですね」と、語った。

 10年幕内を張り、「横綱、大関にも10回ずつぐらい勝った」とオーディションで語っていた明月院。強烈な突き押し相撲で名を馳せてきた男だったが、「路上の喧嘩なら相撲が最強」という説を証明することはできなかった。

 本大会はABEMA PPVにて視聴できる。

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