田中恒成の兄、東京五輪銅の田中亮明も弟の偉業に笑顔「大人になったなと」
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「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王者決定戦」(24日、両国国技館)
同級1位の田中恒成(畑中)が、同級2位の2位のクリスチャン・バカセグア(メキシコ)に3-0で判定勝ちし、世界4階級制覇を成し遂げた。
田中恒成の兄で東京五輪フライ級銅メダリスト・田中亮明も、リングサイドで偉業を見守った。「本音を言えば倒してほしかった」と笑いつつ「落ち着いてボクシングできるようになったのは、大人になったなと。勝つことを優先できるようになった」と弟の成長を認めた。
4階級制覇にも「見てる僕からしても、まだ満足できない」と視線は先。「このベルトが次に強い選手と戦える切符だと本人も思っていると思うので、本当のチャンピオンになってほしい」とさらなる進化を願った。