ルイス・ネリのライセンス申請資格回復 井上尚弥戦の実現に大きく前進
日本ボクシングコミッション(JBC)は26日、2018年に日本での活動停止処分を受けたルイス・ネリ(メキシコ)のライセンス申請資格の回復を認めると発表した。ネリは18年3月1日の山中慎介とのWBC世界バンタム級タイトルマッチで体重超過し、18年3月9日付で処分を受けていたが、ネリとマネジャーから謝罪とライセンス申請資格の回復を求める書面が提出され、倫理委員会が申請資格回復を認めるべきと答申した。
ネリは5月6日に東京ドームで4団体統一スーパーバンタム級世界王者の井上尚弥(大橋)に挑戦することが濃厚だが、正式には発表されていない。今回のライセンス申請資格回復で、実現に向けて大きな課題がクリアされたことになる。
JBCの発表によれば、WBCは指名挑戦者として認定するにあたり、JBCと協同し、再発防止を図るため、30日前、15日前、7日前の事前計量厳格運用、徹底したドラッグテストの実施を約したとしている。